これでもかってくらいに「ここだけ」をクローズアップして丁寧に教えてくれます。
このページは生徒さんインタビューシリーズ。第3回目は主婦のPさんにお越しいただきました。Pさん、どうぞよろしくお願いします。
まず、当教室を選んだきっかけは何ですか。
音感レッスンに興味があったからです。
Pさんのレッスンは、音感よりもピアノがメインですよね。
そうですね。ピアノの練習はメカニック的な、技術的に指を動かすというのも、もちろん大切だと思います。
だけど、音楽的に弾くためにはやっぱり耳ってとても大事だと思うので、音感レッスンって、楽器をやる人はすべて共通して大事なこと思います。
Pさん自身はレッスンを受講するようになって何か変化はありましたか?
前だったらなんとなく弾けちゃえばいいや。と思っていたのが、やっぱり自分の音の汚らしさがわかるようになってくるので、もっときれいに仕上げたいなという気持ちが芽生えてきました。きれいな音と汚い音の違いがわかってくるようになるともっと良くしたくなると言うか…
今だから言いますけど、最初のころはPさん、けっこうタッチが荒かったんですよね(笑)たぶん前の先生の影響だと思うんですけれど…。
そうなんですよ。結構ガンガンに弾くタイプだったんです。
でも最近は耳がやっぱりいろんなふうに聞こえるようになってきたのかもしれません。だから耳を澄ましていると、もっとここはきれいになるんじゃないか…とか、そういうふうな気持ちになってきたのが、音感レッスンの素晴らしさだなぁと思いますね。
他に何か御自分で変わったなぁと思うことはありますか?
そうですね、昔は早くかっこよく弾けるということにとても憧れていたんですが、今はスローな曲を美しく弾きたいと思うようになりました。
もちろん、ショパンのエチュードのような早くてテクニック的に難しい曲もやりつつ、でもそれは何か、スローな曲を美しく弾くための一つのステップのような感じで…。ピアノを弾くんであればものすごく美しくゆっくり弾きたいとうのが、メインというのかな。ただ速く、指がまわって弾き散らかすみたいな弾き方はしたくなくって、とにかく美しく弾きたいです。
Pさんは今までいろんな教室へ通われたそうですが、ここの教室と他の教室との違いって何かありますか?
丁寧です。すごく細かく教えてくださるので…。ふつうの先生だったらすっ飛ばしちゃうところを(笑)これでもかってくらいに「ここだけ」をクローズアップして、今日のレッスンもそうじゃないですか。
そういうレッスンを私は求めてのかなって思いますね。一小節を、ちっちゃい単元を集中的にやるっていうのか…。
今までの先生はそうじゃなかったんですか?
今まで習ってきた先生は、そうですね。私がざっと弾いて、「ああ、ここおかしいわね。チョン、チョン、ってチェック付けて、ここ直してきてね」みたいな感じ。
おおざっぱなんですよね、見方が。音大は卒業してもどう指導したらいいのかわからないというのもあるかもしれない。自分がそういう指導受けていないと先生自身がどういうふうに指導していいのかわからないのかなって。それは感じましたね。
細かく教えてもらえるっていうのは、なかなか難しいですね。
ところで、もしこの教室を誰かに薦めるとしたら、どういう人にどういう風に薦めたいですか?
そうですね、ある程度、専門的に勉強している人というのかな?あと、やっぱり音楽が好きという人かな。音楽がとても好きで、自分が表現するものを引き出してもらえるというか、豊かな表現力を身に着けることを求めている人にはお薦めだと思います。